コンタクトレンズは素材と使用頻度で大きく二つに分類出来ます

これからコンタクトレンズを試そうと決心した私に、長年のコンタクト愛用者である友人が聞いてきました。

「ところで君はどんな種類のコンタクトを使用するつもりなのかな?」

私は咄嗟に友人の質問の意味が分かりませんでした。

「コンタクトの種類といっても近視や乱視といった視力矯正以外に種類分けがあるのかい?」

「ハァ。君は何にも知らないんだな」

友人は呆れたようにため息を吐き私に説明してくれました。

「コンタクトレンズはまず素材によって大きく二つに分けられるんだ。いわゆるハードとソフトだよ」

「あぁ。確かにその単語は良く聞くね」

「ハードはその名の通り硬い材質で出来ていて、サイズは黒眼より一回り小さいぐらいだね。耐久性があるから長期間の利用に向いているし、視力矯正能力では特に乱視の方にお勧めだ。でも最初は装着時に少し違和感を覚える人も多いよ。着用中にズレたり外れたりの心配もあるね。ソフトは水分を含んでいることで柔らかくなるコンタクトレンズだ。黒眼より大きいし、柔らかいから眼に付けてもあまり違和感がなくて楽なんだ。ズレにくいからスポーツ向きでもあるね。但し水分を含んでいるので汚れやすいのが欠点かな」

ハードとソフト、どちらも一長一短だと私は思いました。

「コンタクトレンズの種類は素材ともう一つは使用頻度で区別されるんだ」

友人の説明にコンタクトについてあまり知識の無い私は頷くばかりでした。

「まずは使い捨てタイプだな。これは眼から外したら最後、もう二度と装着しないで処理してしまうことからきている名称だ」

「つまり再装着不可ということだね」

「一日タイプは朝起きて取り付け、夜寝る前に取り外して処分してしまうから、コンタクトの汚れを気にする必要がなくてとても便利だ。一週間タイプは最長一週間着けっぱなしが可能だけど、眼科医の指定したスケジュールに従わなくちゃ駄目だよ。使い捨てタイプ以外には交換可能タイプがある。このタイプのコンタクトレンズは毎日レンズを取り外すたび洗浄や消毒といったケアをして翌日再利用するんだよ」

「交換可能といっても永久に使い続けられるわけじゃないのでしょう?」

「勿論だよ。一定の期間が過ぎたらそれまで使用していたレンズは廃棄して、翌日から新しいレンズにするんだ。交換のサイクルが大体二週間までのものを『頻回交換レンズ』、もっと長くて最長三ヶ月までのものを『定期交換レンズ』と呼称するのさ」

一口にコンタクトレンズといっても様々なタイプがあるようです。