コンタクトレンズの正しい取りつけ方と外し方

私はコンタクトレンズの使用を決めましたが、やはり瞼の内側に異物を入れるのは若干の恐怖心があります。

そもそも私がなかなか眼鏡からコンタクトに切り替えなかったのは、その事が原因でした。

ところが長年コンタクトを愛用してきた友人は私の懸念を笑い飛ばしてしまいました。

「そんなもの慣れれば何でもないよ。でも君の杞憂を打ち消すためにコンタクトレンズの正しい取りつけ方を今教えてあげるよ。但し、コンタクトレンズにはハードとソフトの二種類があって、取りつけはともかく外し方はそれぞれ異なるので注意すべきだね。ハードの場合、取りつけの時は何よりも黒眼の部分にレンズが正しくのっているのを確認しなくちゃならない。鏡を見ながら人差し指を使ってレンズをソッとのせるんだ。外すときはレンズより目を大きく見開いたあと人差し指を目尻のやや内側に当てたままひっぱた状態で瞬きするとポロッと落ちる。この時レンズが床に落ちないようにもう片方の手で受け止めるのを忘れちゃいけない」

「話だけ聞くと簡単そうだね」

「だから簡単なんだって」

私の疑問に友人は笑いながら答えました。

私は友人にコンタクトレンズの着脱方法を教えてもらいました。

「ハードもソフトも取りつけ方は基本的には一緒だよ。但しソフトの場合は取りつけ前にレンズの裏表をよく確認しなくちゃならない。人差し指にレンズをのせたあと中指で下瞼を引っ張り下げて、もう一方の手の人差し指で上瞼を引っ張りあげるんだ。このとき指は睫毛の生え際を押さえるように注意しなくちゃいけないね。その後鏡をちゃんと正面から見ながら丁寧に取りつければ良い。外すときは鏡を見ながら顎を心持ち引いて上目遣いになるのがコツだね。中指を使って下瞼を軽く引っ張り下げた後、親指と人差し指の腹の部分を使ってレンズを軽くつまんで取り外すんだ」

「ハードのようにポロッと外れたりはしないんだね」

「そうだよ。ちゃんと指を使って取り外さなくちゃいけない。そのため事前に手を丁寧に洗うのは当然だけど、洗った後にしっかり乾かすのも忘れないようにしなくちゃ駄目だね。指先が湿っているとレンズがズレる可能性があるんだ」

「ちょっと難しそうに聞こえるんだけどな」

「要は慣れだよ。習慣になったら、コンタクトレンズの取りつけも取り外しも何の苦労も無く一瞬で出来るようになるよ」

友人の言葉に私は安心しました。