店の方針によって異なるコンタクトレンズ購入時の処方箋の取扱い

私は長年眼鏡を愛用してきましたが、そろそろコンタクトレンズに挑戦しようと最近考え始めました。

そこでコンタクトレンズを使用している友人に尋ねてみました。

「私も近頃コンタクトにしようかと考えているんだけど、貴方のお勧めの店はどこかな?」

友人は私と同年代の三十代の男性ですが、中学生の頃からコンタクトを着用している経験者です。

「ようやく、君も決心したか。それでいつ頃買い替える予定だい?」

「まだ未定だけど、使っている眼鏡の度が合わなくなってきているから近いうちだよ。まずは処方箋を用意しなくちゃね」

私の発言に友人はキョトンとしています。

「処方箋って?」

「だってコンタクトレンズを購入するには、眼科医からの処方箋が必要なんでしょう?」

私は友人の反応を不思議に思いました。

「いや。必ずしもそうではないよ。コンタクトレンズ販売店では眼科医による処方箋を求めるお店と、必要としないお店と両方あるんだ」

「どうしてそんな違いがあるのかな?」

私は不思議に思って尋ねます。

「お店の方針の違いだね」

それが友人の答えでした。

コンタクトレンズ購入に必ずしも処方箋が必要じゃないという友人の言葉に私は混乱しました。

すると逆に友人が私に質問してきます。

「君はどんな時に処方箋が必要だと考える?」

「それは薬局でお医者さんの指示に基づいた薬を買うときだよね」

「その通り。でもコンタクトレンズは医薬品じゃないだろ。眼科医で検査してもらった時に入手するのはあくまで『装用指示書』であって、コンタクトレンズを買うときに提出する法的義務はないんだ」

「でもお客に提出を求めるお店もあるよね」

「そこは店の販売方針によるな。レンズメーカーがお店に対してお願いしているケースもある。コンタクト利用者の眼の安全を考慮して事前の眼科検診を推奨しているわけだ。でもコンタクトによる眼のトラブル発生原因は、購入の際の選択よりもその後の使用の仕方によるところが大きいのも事実だ。その点を重視しているお店は処方箋の提出をお客に義務づけてはいないのさ。見てごらんよ」

友人はパソコンを開いて、あるコンタクトレンズ専門店のサイトを指し示しました。

コンタクトレンズを処方箋なしで購入する

「ここは僕がお勧めのコンタクト専門店だけど、処方箋不要と明記されているだろう」

なるほどと私は頷きました。